ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

豊洲新市場の「最速」グルメレポートを書きたい!【最終回・鮮魚】

竹内 翔

竹内 翔

2016.12.27 11:00
0

豊洲駅前でマグロを食べる

T編集長「ということで、こっちは無事魚にありつけたよ~。Kくんはおさかなソーセージ? じゃあね~」

という調子の電話を受け取り、一方的に現地解散を告げられたK副編集長チーム。

「こっちも生魚を食べたいなあ......」

満足いかないK副編集長に、S記者は「豊洲駅のそばに、うまいマグロ屋があるらしいですよ」とささやく。ゆりかもめにして2駅、一心不乱に1.5キロほど歩いて、たどり着いたのは「まぐろ問屋 西川」。あいにく弁当は売り切れていたので、刺身(600円)を購入する。

ワクワク気分で入店するS記者(右手前)

ワクワク気分で入店するS記者(右手前)

600円で、このボリューム

600円で、このボリューム

お腹が空いていたので、コンビニ弁当と一緒に食べてみた。「海鮮丼」を買ったK副編集長に対して、S記者は「チキンカツ弁当」をチョイス。刺身とカツって、食べ合わせは大丈夫なのか?

Before

Before

After

After

海鮮丼に刺身を乗せると、一段と高級感が増す。いいね、いいねぇ。失礼ながら、マグロには「可もなく不可もなく」なイメージがあったが、いざ良いマグロを前にすると、変わってくる。ひと切れ目から、みずみずしさと濃厚さが、口の中に広がった。これが600円とは! S記者も、しきりに「うまいですねえ」と連呼する。なお、チキンカツの感想は、食事終了まで一言も出なかった。

食べてみたい...

食べてみたい...

たしかに豊洲でうまい魚は食べられた。今回は時間帯が合わなかったが、もう1店気になる店があった。「西川」の2軒となりにある「すきやばし次郎 豊洲店」だ。ここではサービスランチ(1400円)で、寿司を味わえるという。

K「今度の新市場取材の際は、ぜひここで腹を満たそうと思います」

というわけで、長編でお送りした「豊洲新市場グルメレポート」。グルメはともかくとして、今の新市場はまさに、「都会の廃墟」的な感覚を味わえる、都内ではまさに唯一無二のスポットである。ちゃんとオープンする前に、皆さんも一度は遊びに行ってみてはいかがだろうか。

PAGETOP