ゆるキャラGP、現在のトップは「はにぽん」! ...って、いったいどんなキャラ?
最近の悩みは「カブトムシに間違えられます」
本庄市の公式プロフィールによると、はにぽんのモデルになったのは、市内の古墳から出土された「盾持人物埴輪」。一般的な埴輪とは違い、笑っているのが特徴だ。これをモチーフに、1400年前からタイムスリップしてきた設定だ。名前は「はにわ(埴輪)」と「ほんじょう(本庄)」から付けられた。
好物は、本庄版の「すいとん」といえる「つみっこ」と、ご当地菓子の「どらQ」、そして本庄産の野菜。「どらQ」は、一見どら焼きなのだが、あんこの中にキュウリが入っているのが特徴だ。
笑顔がトレードマークだが、悩みもあるといい、「なぜかカブトムシに間違えられます」と書いている。ゆるキャラグランプリでは、2011年の93位を皮切りに、226位、148位、67位と推移し、昨年(15年)は7位だった。そして今年、暫定ではあるが、念願の首位に輝いた。
グランプリに向けて駆け上がる「はにぽん」。原動力には「弔い合戦」もあるようだ。選対本部を担っているのは本庄商工会議所だが、その会頭が16年5月に死去。埼玉新聞電子版(7月6日付)では後任の会頭が、こう思いを語っている。
「グランプリは(亡くなった)真下恵司前会頭の夢。ぜひ日本一にしたいので、よろしくお願いします」