えっ、もう東京五輪の公式ショップが開店!? リオ五輪&小池都知事効果で売れている商品とは...
2016年8月5日に開会したリオデジャネイロオリンピック。連日の日本代表選手の活躍もあり、盛り上がりを見せている。そんななか、早くも4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向け「東京2020オフィシャルショップ」がオープン、公式グッズの販売をしている。
リオ五輪の真っただ中、さぞ賑わっているに違いないと思ったJタウンネット編集部は8月10日、「東京2020オフィシャルショップ」渋谷店を取材、ショップスタッフの長野さんに話を聞いた。
お店には平日昼間にもかかわらず、お客さんが途切れることなくやって来ては次々と商品を手に取り、購入していく。外国人観光客の姿も見られる。
「今は夏休みということもあり、家族連れやおじいちゃん、おばあちゃんと3世代で来られる方も多いですよ」(長野さん)
気になる人気商品は...
渋谷店は東急百貨店東横店西館 2階コンコース(JRと京王井の頭線をつなぐ通路)に位置するため人通りが多く、中高年の女性、通勤途中のサラリーマン、渋谷に遊びに来た若者など、男女問わず幅広い世代の人が立ち寄るという。
リオ五輪が始まってからはさらに客足が伸びたそうで、
「特にリオ大会日本代表選手団のレプリカ商品がよく売れるようになりましたね。体操男子団体金メダルの影響も大きいです」
買ってすぐ応援に使えるのが人気の秘訣で、長野さんも一押しの商品だ。運動時に着用するため自分用に購入する人も多いそう。
「ショップでは約100種の商品を扱っていて、東京2020エンブレムデザインのピンバッジ、タオル、Tシャツが人気です。特にピンバッジは値段も手ごろなのでよく売れています。先日行われた東京都知事選挙で、小池さんなどがジャケットにつけていたことも影響しているようです」
しかし残念なことに、小池氏が着用していたものはオリンピック・パラリンピック両方のマークが入った非売品。
エンブレム商品はオリンピックとパラリンピックのマーク2種類のうち、オリンピックのほうが売れているそう。
「キャラクターデザインシリーズ」には、日本を代表する人気アニメキャラクターが勢揃い。商品ラインナップも充実している。
「『がんばれ!ニッポン!』のロゴと、子どもに人気のキャラクターから親世代の懐かしいキャラクターまでデザインされています。キャラクターデザインの中では、フェイスタオル、キーホルダー、うちわが人気です。タオルやうちわは熱いリオ五輪の応援にも、暑い日本にもぴったりですよ」
その場にいた外国人観光客も、キャラクター商品を見るなり「So nice!」と歓声を上げていた。
「プレゼント用に買っていかれる方も多く、特にお盆の時期なのでお孫さん用に購入される方が多いですね」
というように、実際に初老の女性客から「小学生の子どもの着るサイズはあるかしら?」と尋ねられていた長野さん。お店では子供サイズから大人サイズまで取り揃えている。
いよいよ現実味を帯びてきた4年後の東京オリンピック。リオ五輪の熱と共に勢いづいていきそうだ。
「東京2020オフィシャルショップ」は9月19日までの期間限定。渋谷店のほかに、東急プラザ銀座6階 キリコラウンジ内にも出店している。営業時間は渋谷店が10時30分~20時30分、銀座店が11~20時。期間中の定休日はなし。