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沖縄中部の「へんな」公民館に、古き良き「昭和」が残っていた

河原 良成

河原 良成

2016.06.18 11:00
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もう一方の壁には...

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「長寿者番付」に対して、隣の壁には生まれた赤ちゃんたちの名前が貼られている。こちらを見ると、大正生まれのカタカナの名前と比べて読み方に苦労する漢字ばかり。私のように本州からの移住者にとっては、沖縄の苗字でも読み方で苦労するので、フルネームとなるとかなりハード。

集団検診では、手際よく、かつ待ち時間をできるだけ最小にするために、番号札などが用いられ、非常に良く組織されていた。看護師さんたちもとても親切。

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おもしろいなと感じた表示は「がん受付」。

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ここは一体何を受け付けるのだろうか、尋ねる暇もなく、外にあった胸部レントゲンのバスへ案内される。

バスの中での検診は、特に昭和を感じさせるような印象は何もなく、あっという間に集団検診が終わった。

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今回、集団検診という目的で訪れた「平安名公民館」。上記の画像の右側にある、建物の壁に掲げられていた女性のポスターも、恐らく昭和の時代からそのまま動かされていないと予想する。台風にも負けず数十年もの間、公民館の壁にしっかりと掲げられているこの女性はいったい何者なのだろうか。

全く何の期待もせずに行っただけあって、この公民館で受けたインパクトは大きかった。もちろん、良い意味でのインパクトだ。タイムマシーンに乗って昭和の時代に戻りたい人には、是非この「平安名公民館」を訪れることをお勧めする。

河原良成

今回の筆者:河原良成

世界数か国で生活した後に、40代で二児の父親となる。子育てのため沖縄に移住。現在、好きを仕事にするため、マリーン事業「沖縄サーフガイド」を営んでいる。
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