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石川県と「県鳥」イヌワシ、何の関係が? 実はある人の猛プッシュ

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2016.05.23 07:14
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野鳥の会のルーツも金沢?

野生の鳥や動物を観察でき、全国でも珍しい場所である白山市の「ブナオ山観察舎」では、10日に1回ほどの割合でイヌワシを見ることができるそうです。体長が75~95cmで羽を広げると2mを超えるイヌワシがブナオ山の上を飛ぶ姿はとても勇壮です。

イヌワシは岩山の断崖絶壁に巣を作り、人を絶対に近づけず巣を放棄するほど人を警戒します。白山では15羽のつがい、30~40羽くらいしかいませんが、力強く鳥類の中では生態系の頂点に立ち、県の鳥にふさわしい凛々しさです。

ところで、なぜイヌワシが県鳥になったかというと、野鳥の会の石川支部の強い推しがあったそうです。実は野鳥の会の創立者は金沢出身、「野鳥」という言葉もこの人が作ったそうです。

他にもトキ、ライチョウ、石川県の「い」と「石」の別の読みである「せき」のついた「セキレイ」なども候補に挙がったそうなのですが、イヌワシの雄々しい姿と勇猛果敢な性格が県民の気質として勢いを広めるということで野鳥の会の推薦で選ばれました。

今では、石川のシンボルとしてすっかり馴染んでいますよね。(ライター:りえ160)

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