石川県で「若者の『だら』離れ」が深刻化...10代「あほ」派が上回る
2016.03.12 07:44
ルーツは京都から
この「だら」のルーツは、関西で「知恵が足りない」という意味の「たらず」が変化して「だらず」⇒「だら」になったと言われています。
実際に鳥取や島根では「だらず」、新潟の一部では「たらず」という方言があり、富山でも「だら」は使われています。
京都から金沢間約250kmを1年に1kmペース、250年かけて金沢まで伝わったと言われているのです。なんとも歴史ある言葉ですね。
しかし、若者たちの間では「だら」離れが進んでいます。実際に10代の子供たちでは「あほ派」が「だら派」を上回ったという結果が出ています。
しつけの中で、つねに親から言われてきた「だら」、ぜひ受け継いで行ってもらいたいものですが。(ライター:りえ160)