元少年Aと対決した週刊文春の記者は、実に1キロにわたってブチ切れ状態の彼に追いかけ回されたという。2016年2月18日発売の「週刊文春」、神戸連続児童殺傷事件の元少年Aへの直撃取材記事の一コマだ。
さすがはセンテンススプリング、なブッ込んだ記事である。だが、筆者の興味はむしろこの1点に集中した。
「1キロ全力疾走で逃げ切るとか、文春記者は体力もすごいんだなあ」
果たして、自分ならどうだろう。生きて帰ることができるだろうか。
せめて、健脚だけでも文春記者にあやかりたい。そこで、実際に1キロの追いかけっこを再現してみることにした。