ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
猛者
自販機
家族
グルメ
あの時はありがとう
旅先いい話

あなたは「元少年A」から逃げ切れるか!? 週刊文春を再現して「1キロ」追いかけっこしてみた

竹内 翔

竹内 翔

2016.02.18 17:00
0

やっぱり体鍛えてるんだなと実感

なんとか、ゴール地点に到着した筆者はそのまま、その場に膝を突いた。少し遅れて、「元少年A」役のKくんも追いつく。

town20160218163533.jpg


息も絶え絶えとはまさにこのこと

息も絶え絶えとはまさにこのこと

「......いや、これは想像以上にしんどいわ」

なんとか絞り出したのは、その一言だった。

「そうですね、僕も、足はまだ、大丈夫なんです、けど、呼吸が......!」

その場にしゃがみこんだKくんも、息を切らせながら答える。

時間にして、およそ5~6分。と聞くと、大したことがないようにも思えるが、アラサー編集者2人組には結構な苦行だった。まして文春記者の場合、これが1キロで済む保証はなかったわけだし、捕まりでもしたらどうなっていたのかわからなかったのだ。肉体的、精神的なプレッシャーは、想像を絶するものがあっただろう。絶歌だけに。

「でも、元少年Aの側も走りきったわけですからね。サイトに載せてた体がムキムキだって話題になってましたけど、やっぱり鍛えてるんですね」

ようやく息が整ってきた「元少年A」役のKくんが、しみじみつぶやく。言われてみれば、元少年Aは33歳、筆者らと同じアラサー世代だ。文春の記事を読む限り、彼が途中でバテていた様子はないから、その筋肉は見かけ倒しではないことが改めて明らかになった。

しばらく休まないと引き返す気力もなかった

しばらく休まないと引き返す気力もなかった

余談ながら、スタート直後にストップウォッチ代わりに持っていたスマホを取り落とした。画面がバキバキに

余談ながら、スタート直後にストップウォッチ代わりに持っていたスマホを取り落とした。画面がバキバキに

さて、実際に1キロ走ってみてわかったことは、こちらである。

「1キロ全力疾走で逃げ切るとか、文春記者は体力もすごいんだなあ」

結局、最初の感想は正しかったということだ。筆者たちJタウンネット編集部も、文春のようなスクープを追うときには事前に体力を鍛えてからにしよう。

文藝春秋前にて

文藝春秋前にて

センテンススプリング!

PAGETOP