長崎への移住を、僕らの選択肢に入れてもいいかもしれない理由...「3000円~/日のキャンピングカーで家探し可能」「住民もよそ者に開放的」
2016.02.16 11:07
提供元:長崎県
県内を1週間旅して、意外な結論が
実は県が、全国初となる「キャンピングカー」のサービスを始めたのがこの8月。
貸し出しているのは、定員4人(子ども含む)の軽キャンピングカーだ。移動はもちろん、寝袋やシャワー付きシンクなどの装備が一通りそろっており、宿のない土地でも寝泊りができる。
基本料金は1日8000円(税込)だが、県が提供する「移住先探しメニュー」(先輩移住者との交流や空き家見学など)を利用することで、最安3000円(!)まで値引きされるのが売りだ。
こうしたサービスのことなどまったく知らずに長崎県に入った田尻さん夫妻だったが、「予約も何もせずに行ったのに、県庁の職員さんに親切に勧めてもらえて」(田尻さん)、さっそくキャンピングカーに乗り込み、1週間の移住先探しの旅に出かけた。
最初の5日間は、県庁の担当者と相談してセッティングした土地や施設の見学を中心に。後の2日間は自由日程で。
さて、その結論は――。
「紹介してもらったところはどこも良くて、結局決められなかったんです。どの町にも魅力があって、『長崎ならどこに住んでもいいな』と。だから引き続き腰を落ち着けて探そうと思って、道中で知り合った方から紹介してもらった長崎市の物件に入居することにしました」