築地市場移転へカウントダウン...豊洲の「市場前駅」周辺が凄いことになってきた
2015.12.16 11:55
ゆりかもめ乗客が思わず写真を撮る
前回の訪問からおよそ8カ月。同じように豊洲駅からゆりかもめに乗り込み、探検隊は目的地を目指す。
「うわっ、これ何作ってるの」
「でっかいなー!」
あと一駅、と迫ったところで、乗り合わせたビジネスマン2人連れが声を上げた。筆者も、思わず声を上げそうになった。
ひたすらに更地が続いていたはずの駅前に、巨大な建築物が着々と生まれつつあったからだ。
そもそも「市場前駅」はその名のとおり、築地中央卸市場の移転を見越して作られた。しかし計画がずれ込んだ関係で、2006年の開設以来10年近く、「秘境」状態のまま放置されてきたのだ。
だがここに来てようやく本格始動、2016年11月の移転までいよいよ1年を切ったこともあり、日本最大の「魚河岸」を迎え入れるべく、駅周辺では、準備が急ピッチで進んでいるのである。