思わぬ反響呼んだ「モンスター嫌煙者」記事 なぜタバコはこんなに叩かれる?
2015.12.01 11:03
ほとんど「宗教戦争」と化したコメント欄
上記のメールはまだ、喫煙者に「配慮」を期待する内容ではあったが、もう1つのメールは、さらに手厳しい。
「『嫌煙者とのトラブル』よりもどう考えても『喫煙者とのトラブル』の体験談のほうが多いわな。
ポイ捨てするのも喫煙者
条例破るのも喫煙者
犯罪率が高いのも喫煙者
トラブルの種はいつも喫煙者
そして自分が悪いことしてるのに逆ギレするのが喫煙者」
「『いじめ』とか書いちゃって(※編注:前回の記事で「タバコいじめ」との表現があった)、普段から煙で他人を暴行してるのは誰かな? 人としての誇りと尊厳があればタバコ擁護みたいな記事は絶対に書けないと思うんだけどな」
一部のみを掲載させていただいたが、原文では喫煙者に対し、一切容赦のない内容がひたすら続く。
これに限らずツイッターなどでも、ほとんど「喫煙者は犯罪者だ」と言わんばかりの声がちらほら聞かれる。喫煙者の側からも、たとえば上記の「バラいろダンディ」で「吸っていいところにタバコ吸わないヤツがいること自体間違ってるんだよ!」と吠えまくった俳優の梅沢富美男さんのような反論もあり、双方のかみ合わない罵倒合戦、いわゆる「宗教戦争」の様相を呈してしまった。