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老舗が仕掛ける新たな漬物スタイル 吉祥寺「漬物バー4328」に突撃!

at home VOX

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2015.11.27 20:00
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■伝統の味を守りつつ、新しい漬物のイメージを作っていきたい

清水屋さんは、地元吉祥寺で70年以上続く老舗店。そこがどうして「漬物バー」という新しい挑戦に踏み切ったのでしょう?

清水さん「常連のお客さんから『清水屋さんの漬物をアテによく晩酌してるんです』と言ってもらうことが多くて。だったら、みんなで一緒にお酒を楽しめる空間を作りたいなと思ったんです」

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清水さん「あと、尊敬する祖父が守り続けてきた漬物の味や文化を、次の世代にも繋いでいきたいという思いもあります。バーでお酒を飲みながらお漬け物をつまむことで、『漬物=お年寄りのもの』とイメージを変えて、若い世代にも漬物文化に親しんでいってもらえたら嬉しいですね」

では、これから清水屋さん自体もどんどん変わっていくのでしょうか?

清水さん「お店のイメージや商品の売り方は変えていきたいですね。でも、先代から受け継がれてきた漬物の味は変えていません。守るものはきちんと守りつつ、新しいものを作る。このバランスが大事だと思っています」

確かに、バーという空間で昔ながらのお漬け物が食べられる4328には、この精神がしっかりと息づいているのが感じられます。しかも、清水さんの「清水屋改革」はお店のイメージチェンジだけにとどまらないそう。

清水さん「最近は、お店の常連さんに声をかけて週末にバーベキューをしたり、4328ナイトっていう音楽イベントを開いたりと、このお店を中心にどんどん人と人のつながりを広げていっています。客層も20代から60代まで幅広いので、年代をこえたコミュニケーションが生まれていくのが面白いですね」

お漬け物と音楽イベント……。他では見られない組み合わせですが、お漬け物という伝統的な日本の食文化を中心に、新しいつながりやムーブメントが生まれていく様はどこか希望を感じさせてくれます。

■清水屋四代目からぬか漬け男子たちへアドバイス
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