と、トイレ~! 電車で試験で商談先で、私を襲った「危機一髪」体験
2015.11.16 11:00
完璧な計画にまさかの落とし穴
神奈川県のFさん(50代男性)は元営業マン。車で広い地域の得意先を回る日々を送っていた。長年の経験から、急な便意に襲われたとき、すぐに駆け込めるトイレの場所は完全に把握。得意先とも信頼関係を築き、気軽にトイレを借りられる関係になっていたため、トラブルとは無縁......のはずだった。
ところがある日、訪れた取引先で担当者と商談をしていると、たまたま通りかかった社長がこれに加わり、さらに幹部たちもぞろぞろ集まってきた。
予想外の事態に緊張したのか、Fさんのお腹を急な差し込みが襲う。だが普段の担当者ならとにかく、社長相手に「トイレを貸して」とは言いづらい。お尻を引き締めてしのぐものの、厳戒直前の括約筋からは「ぷしゅっ、ぷしゅっ」と明らかに危ないタイプのおならが漏れ出す。
最大のピンチを迎えたFさんだが、社長さんが「顔色悪いけど、どうかしたの?」。もはや隠しきれず「お腹がちょっと......」と答えたおかげで、なんとかトイレを借りることができたという。まさに危機一髪であった。