町を満たす福の神!木彫りの置物
町のあちこちには、木彫りの置物が置かれていました。町の人に話を伺ってみると、町を福の神で満たそうということで、お店ごとに福の神が置いてあるのだとのこと。
このお店に置いてあった置物は、雷が落ちた木で彫られたと言われていて、男女の心のときめきを表して、縁結びにご利益があるとのことでした。
木彫りの福の神を作っているのは、倉吉市の仏師と呼ばれる匠です。仏師は、中国地方に5人しかいない貴重な存在です。そんな職人の製作現場を見学できるのが、「集仏庵」という工房です。工房に、所狭しと並べられた仏像。その数、約1,000体、圧巻の光景です。