「夜中トイレに立ったら、裏のお宅から『うあああ!』と悲鳴。どうも原因は我が家らしく...」(福岡県・20代男性)
2015.10.13 17:00
日ごろ大人しい裏のご夫婦が
実家に住んでいたころの話です。ある朝、父がこんなことを言いだしました。
「昨日の夜さ、トイレ行っとったら、急に『うあああああ!!』って悲鳴みたいな声が聞こえたんだけど......」
父は昔から頻尿の気があり、夜中にたびたびトイレに立つ習慣がありました。その夜も、いつものようにトイレに向かい、用を足していたところで、その叫び声を聞いたというのです。
「何それ、お化け?」
「いや、あの声は裏のおじいちゃんだと思う......」
「裏のおじいちゃん」というのは、我が家のお隣(ちょうどトイレがある側)に住んでいる方です。奥様と2人暮らし、そろって温和な方で、引っ越し以来、親しくお付き合いしてきました。
何かあったのでは――心配になった母と私は、様子を見に行くことにしました。