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群馬県「わが県といえば、すき焼きだよな!」 地元民の7割「えっ、何それ」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.10.06 06:00
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群馬県では、「豚すき」がメジャー?

群馬県は2014年9月に、牛肉やネギ、コンニャクといった地元食材の消費拡大を狙って「すき焼き応援県」を表明。「群馬=すき焼き」を定着させようと、毎年11月29日を「ぐんま・すき焼き」の日に定めるなど、大々的なPR施策を展開中だ。

人気のご当地キャラクターのぐんまちゃんを大使に認定、地元出身のタレント井森美幸さんも応援コメントを発表するなど、まさに「オール群馬」の布陣で積極的な取り組みを続けている。

県の発表にある通り、関東を代表する高級和牛の「上州和牛」、生産量が全国第1位の「こんにゃく」、全国的に知名度の高い「下仁田ネギ」など、群馬産の特産品を使ったすき焼きは確かに絶品だ。県内にも、名店として知られる専門店は少なくない。だが、地元民からのリアクションは芳しいとはいえないようだ。

群馬県民と見られるユーザーがツイッターに寄せた反応を見ると、

といったものが中心。とくに、「群馬のすき焼きは豚肉を使う」と考える向きが強いようで、県のPRしている「牛すき」に違和感を覚えているユーザーが多い印象だ。

豚すき、知ってた?(takamorryさん撮影、flickrより)
豚すき食べ放題ランチ900円

また、15年9月30日に群馬県が発表した「県政県民意識アンケート」の結果でも、地元民の3分の2は「すき焼きを食べるのは、年に2回以下」だという。県の取り組みについても、地元民の74%が「知らない」との回答を寄せている。

このアンケート結果について、群馬県広報課の担当者に尋ねてみると、

「たった1年の活動で、20%以上もの方が『知っている』と答えてくれたことを、ポジティブな結果として受け止めています。今後も、ご当地食材を使ったすき焼きコンテストを実施するなど、県を挙げてさまざまな施策を行っていく予定です。その過程で、今よりも多くの方に受け入れてもらえれば幸いです」

と答えてくれた。

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