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「2025年大阪万博」やるメリットあるか? 経済効果デカいが...負担も馬鹿にならない

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2015.09.20 07:38
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盛り上がった愛知万博の会場も今では

2020年の東京五輪でも問題になっていますが、ビッグプロジェクトにつきものなのがインフラ整備とそれに伴う巨額の出費です。モリゾーとキッコロのキャラクターが人気を博した2005年の愛知万博(愛・地球博)の総事業費は3460億円でした。かつて愛知万博が行われたメイン会場は、「モリコロパーク」という名前の公園になっています。

開催当時の愛・地球博会場(柏翰 / ポーハン / POHANさん撮影、Flickrより)
マーク

公園内には、映画「となりのトトロ」に登場する主人公の家を忠実に再現した「サツキとメイの家」が残っています。万博当時は連日多くの人が詰めかけ予約が取れないほど人気でしたが、今は平日はほとんど空いているそうです。万博後に改修してオープンしたのがアイススケート場と温水プールです。公園自体の入場料はとっていないので、こうした有料施設は貴重な収入源となっています。

それでも広大な公園を維持管理するためには年間約10億円かかり、そのうち約6億円が税金から支出されています。

大阪で万博が開催されたら行ってみたいと答える府民が76%ということで、期待をする声は少なくないようです。巨大イベントがもたらす「光」と「影」。大阪復活の「起爆剤」になってくれるなら嬉しいですが、個人的にはちょっと複雑な思いがあります。(ライター:ツカダ)

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