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東京タワーの近くの「屋内貸し菜園」で、あなたも野菜を育ててみませんか

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.07.18 11:00
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月額基本料金は衝撃の1500円

気になるのが利用料金。高所得者が多く住む港区だけに、それなりの費用を請求されると想像しがちだ。

ところが、1ベッドあたりの月額基本料金はたった1500円(税込)。しかも水光熱費、肥料代、ベッドメンテナンス代込みの値段だ。オープン特別価格とはいえ安すぎる。
このほかに栽培トレー代が1ベッド当たり500円発生する。それでも経費としては微々たるものだろう。
種は契約者の持ち込みとなるが、店舗に用意のある種については無料で提供している。苗については、契約者が持ち込むことも店が提供することもできない決まりになっている。

栽培できる品種は以下の通り。バリエーションは思いのほか豊富だ。

すくすくの資料をもとに編集部作成

すくすくの資料をもとに編集部作成

申し込みの際は、初回のみ2カ月以上の月額基本料金と諸費用を一括前払いしなくてはならない。

いますぐ申込みたい読者もいるだろうが、残念なことにベッドは全て埋まっている。2015年7月15日現在で約1カ月待ちの状態だ。

菜園の拡張または新規出店の予定はないのだろうか。すくすく運営責任者は今後の展開について次のように語る。

「当店は、まだまだ発展途上のお店です。継続して栽培ノウハウを蓄積し、より満足度の高いお店を目指すとともに、今後は、同じ栽培を趣味とするご契約者様同士が交流を楽しんで頂けるようなサロン化も図っていきたいと考えています。新規出店の予定は今のところありませんが、空きテナントの有効活用方法として、よりご活用いただきやすいようにブラッシュアップし、法人企業様向けの営業提案を行って、水耕栽培をより身近に感じていただけるようにしていきたいと考えています」
「当店を利用し、水耕栽培への興味が深まって、ご家庭でも水耕栽培を始められたご契約者様も少なくありません。当店を通じ、植物生産の基本を知り、農業への理解を深めて頂けることに繋がるということは、本事業が社会的にも重要な役割を担っているということを改めて実感することができました」
「全国的に見ても、当店のような業態は少ないのが現状ですが、今後も、都会の貴重な農業体験の場の一つとして、水耕栽培だけでなく農業全般の発展にも寄与できるよう努めたいと思っております」
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