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就活戦線で今注目「有給型インターンシップ」。いち早く取り入れた京産大の取り組み

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2015.07.06 07:43
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[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年6月25日放送で、「長期有給インターンシップ」について取り上げていました。

画像はイメージです(Dick Thomas Johnsonさん撮影、Flickrより)
Super Opening Live 2011

2015年の就活は近年にない売り手市場らしく、関西企業も3社に2社は採用数を増やしています。そんななか企業が力を入れているのが「インターンシップ」です。経団連の自主ルールでは、採用活動とは一切関係なく、個人情報を選考活動に使わないことを条件に5日以上の期間、学生を企業に受け入れるもの。主に企業(職場)見学を行います。

日本のインターンシップは数日間でもちろん無給なのですが、実は諸外国で行われているインターンシップは、長期間会社で就業体験をして給料ももらえるというもの。カナダやアメリカでは主流で、大学などに在学中の数か月間、最低賃金を確保した報酬を受け企業で就業体験を行います。

実はこの取り組みが、2015年春から関西の大学で始まっているそうなのです。

京産大と企業が取り組むインターンシップ

長期有給インターンシップを関西でいち早く教育プログラムに取り入れたのが「京都産業大学」です。京産大の呼びかけで長期有給インターンシップの学生を受け入れている企業は4社と1大学あります。その受け入れ先は、オンワード樫山、TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ、ユニクロを展開するファーストリテイリング、堀場製作所、ビクトリア大学(カナダ)です。

そのひとつ、カルチュア・コンビニエンス・クラブは、企画する商業施設がTSUTAYA発祥の地である枚方の駅前に2016年春にオープン予定ということもあり、会社が今一番重視しているプロジェクトの市場調査をインターンシップの学生が担当しています。

彼らの仕事は市場調査だけではありません。プロジェクトメンバーの一員として大阪新店のプロジェクト定例会議にも参加します。報酬は月額およそ8万円~で4ヶ月のプログラムです。

企業の中で叱咤激励されながら、学生自身が成長していく。これが長期有給インターンシップなのです。(ライター:ツカダ)

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