古田織部のゆかりの地!! 濃厚生クリームソフトが絶品の「道の駅織部の里・もとす」
衝撃価格の地元野菜と西濃地区初上陸ソフトクリーム
古田織部のことがよくわかったところで、続いてショップ施設へ。
道の駅といえば地域の特産品のお買い物も楽しみです!
野菜の直販所では、岐阜源が推奨する「ぎふクリーン農産物(従来の栽培農法に比べて化学合成農薬と化学肥料を30%以上削減した農産物)」の取り扱いもあります。
朝採れ野菜を農家の方が直接搬入する直販スタイルで、びっくりするぐらい安い!
杉山さん「特にブランド名がある野菜は育ててはいないのですが、たまねぎが特産品です。7月からはナスやきゅうり、トマトなどの夏野菜もでてきます。珍しい野菜ではなく普段使いの野菜が安くておいしいのが当地域の魅力ですね。お昼すぎには半分以上が売れてしまうので、お目当ての野菜があるときは早めにいらしてください」
本巣市の名物といえば「富有柿」。甘みが強く、肉厚で大きいところが特徴です。本巣市内を車で走っていると柿園をよく見かけます。
しかし、柿の時期は秋!
杉山さん「シーズンになると直売所にたくさんの柿が出るので、多くの方が買いにいらっしゃいます。残念ながら、今の時期、柿の実を買うのは難しいですね…」
残念がっている取材班の目に、オレンジ色のある物が目に止まりました!
冷蔵の什器に並んでいる「富有柿ゼリー」です!
スプーンが付いて冷えた状態で販売されているので、買ったその場で開けて食べられます。
柿の実と柿のペーストが入ったゼリーで、ツルンとした喉越しが清涼感たっぷり。
甘柿なので渋みは一切なく、ペースト化することで富有柿の甘さが凝縮されていておいしい!
本巣市のもう一つの名物は、淡墨桜。こちらの時期は春…。
夏の名物はないものかと思っていたところ、杉山さんが満を持して「織部の里・もとすの新名物」を持ってきてくださいました!
それがこちらのソフトクリームです。
杉山さん「すごくおすすめです! このソフトクリームのために当施設を訪れる常連さんがいるぐらいです(笑)」
ソフトクリーム製造機から出た瞬間から溶け始めるぐらい柔らかい生クリームアイスで、気温が上がると食べる速度よりも溶ける速度のほうが速く、コーンでは支えられないとのことで、素焼き風のプラスティックカップに入った状態で提供されます。
ソフトクリーム部分は、生クリームなのでミルクアイスよりも濃厚で、まったりとした甘い口どけ。ラングドシャクッキーは甘めでサクサク。
この甘さと食感は普通のソフトクリームにはないかもしれません!
西濃地区で食べられるのは「織部の里もとす」だけで、これだけを目的に来る人がいるのも納得です。岐阜の夏は暑いので、甘くて冷たいソフトクリームは「名物」どころか必需品でしょう!
本巣市といえば富有柿と淡墨桜というイメージでしたが、今回の来訪で衝撃価格の新鮮野菜とソフトクリームに出合うことができました!
今回は車で訪れましたが、「織部の里・もとす」へは鉄道の旅もおすすめ。JR大垣駅からローカル電車・樽見鉄道でのんびりと田園風景を楽しんで32分。織部駅で下車するとすぐです。
緑色と「破調の美」を愛した古田織部の潜在意識には、本巣市山口ののどかな風景があったのかもしれないですね!
生クリームソフト「クレミア」と古田織部に会いに「織部の里・もとす」へ足を運んでみてください!
施設情報
●道の駅織部の里・もとす
住所:岐阜県本巣市山口676番地(国道157号線本巣トンネル南)
営業時間:8:30~17:00、水曜定休(施設によって異なる)
http://oribe.or.jp/index.php
※記事中の情報・価格は取材当時のものです。
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