意外な収穫も? 区のリサイクルセンターで掘り出し物を探せ
質量ともに充実の練馬
山の手と下町を歩き、最後に東京西部の練馬区に行った。結論からいえば、ここのリサイクルセンターが最も充実していた。
同区のリサイクルセンターは関町・春日町・豊玉の3カ所にある。筆者が行ったのは春日町と豊玉だ。
2002年にオープンした春日町リサイクルセンター。家具と食器のバリエーションは渋谷より豊富で、衣類も扱っている。


室内を歩き回ると、数日前に入荷したばかりのソファが「予約済」となっている。再利用品の回転は早いとみた。


新品なら確実に1万円を超える無印良品のユニットシェリフが、ワイヤーバスケット付きで1800円。目立ったキズはない。一桁間違えているんじゃないかと思った。

筆者はソーダガラスを50円で購入。未使用品といっても通用する状態に満足した。
壁が緑化されている豊玉リサイクルセンターは、2009年に完成した新しい施設だ。図書受取窓口も併設されていて、近所の住民が出入りしている。

点数では春日町に及ばないものの、いい意味で無機質なデザインの家具が置いてある。

下のソファは1800円。本記事公開時には誰かの手に渡っている可能性が高そうだが。

室内の片隅には環境関連書籍も置いてある。

3つの区のリサイクルセンターをまわったが、それぞれ個性があり、とくに練馬は掘り出し物に出会える確率が高そう。
都心より郊外の方が充実している可能性が高いと見た。世田谷や杉並にも同様の施設があるので、次回はそちらも回ってみたい。