発電のキーは太陽光、水、そして「人間」...小学校に体験装置
2015.06.08 07:38
子どもたちにも発電を体感してもらう狙い
京都府長岡京市にある長岡第七小学校にその発電装置があります。
校内には水車があり、水車の動力で発電しています。ソーラーパネルもあり、太陽光発電も行っています。そして、設置された自転車をこぐことで発電します。この3つを合わせてバッテリーに蓄電するという仕組みだそうです。
この小学校は災害時の避難場所に指定されていて、緊急時にはその電力で携帯電話の充電ができるようにすることが目的です。さらに、子どもたちにもできる限り体験してもらったり学習してもらったりするという意図もあります。
長岡第七小学校では自然に密接した学校を目指しているため、発電装置の設置他にもグラウンドを芝生化しているそうです。芝生は蓄えた水分を蒸発させるため、地球温暖化の抑制に効果があると言われているんです。
誰か任せではなく、自分たちでエネルギーを作れるんだと子どもたちが普段から実感できる発電装置だと言えますね。(ライター:ツカダ)