豚肉で作った「バウムブーヘン」、謎の「うなぎいも」、青色のビール...日比谷に珍グルメが出現中!
ドラフトビールなのに青い...
会場に着いた時間が遅く、撮影には不向きな時間帯に入った。そろそろ帰ろうと東京メトロ霞ヶ関駅に向かう途中、北海道エリアの「蝦夷番屋」で衝撃的な看板を目撃する。
ビールなのに青い――。地ビールはいろいろ飲んだことがあるが、さすがにブルーは経験ない。こりゃ飲まずに帰るわけにはいかない。
網走からやってきたという女性店員に話を聞くと、クチナシ色素を用いているそうだ。なるほど。
1杯500円。渡されたカップをまじまじと見つめる。普通のビールよりも透明度が高い。
カップの向こうが見えそうなほどだ。
流氷を仕込み水に用いた発泡酒「流氷どらふと」は、網走ビールが手がけている商品。キレのあるすっきり味。泡がオホーツク海に浮かぶ流氷のようだった。
滞在時間は1時間もなかったが、密度の濃い時間が過ごせた。園内は桜も咲き始めている。明日も天気がいいらしいので、もう一度訪れてみようと思った。
このイベント目当てで来場したかは不明だが、散策する外国人が興味深そう。会場にはサブちゃんこと北島三郎さんの演歌が流れる。外国人旅行者の皆さん、これが日本です。