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豚肉で作った「バウムブーヘン」、謎の「うなぎいも」、青色のビール...日比谷に珍グルメが出現中!

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2015.03.27 20:14
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豚肉を使った「バウムブーヘン」(豚串)(写真は全て編集部撮影)
豚肉を使った「バウムブーヘン」(豚串)(写真は全て編集部撮影)

東京・日比谷公園で2015年3月26日から4日間の日程で開催中の「地元めしフェス クオーゼイ in 日比谷」は、今年で2回目となるグルメイベントだ。北海道から沖縄まで100以上の業者が軒を連ねる。

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官庁街の霞ヶ関と繁華街の有楽町に挟まれたアクセス至便な場所で、入場料は無料。10時から20時まで営業しており(最終日は19時まで)、仕事帰りのサラリーマンやOLも足を運ぶ。

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全国各地で獲れた魚介類や野菜、肉類を使った料理が勢揃い。さらにご当地ドリンクやラーメンパーク、地ビールコレクションといったコーナーもある。

その中に、ちょっと変わったネーミングのメニューがあるという情報をキャッチしたJタウンネット編集部は、夕暮れ迫る日比谷へ向かった。

いつも食べている洋菓子に似ている

最初に向かったのは。和豚もちぶた農場という業者が出しているブース。ここで売られているのは、バウムクーヘンならぬ「バウムブーヘン」。値段は1個500円。

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要は豚串だ。地元群馬の銘柄豚の肉を使っている。厳選された飼料で育ているせいか、ジューシーなのに食後の変な臭味がない。

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厚さは成人男性の人差し指くらい
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うなぎパイならぬ「うなぎいも」

季節はもう春。東京の最高気温も20度近くまで上がり、もうコートはいらない陽気だ。 「ようやく冬とおさらばか~」と思いながら歩いていると、焼き芋を売るブースに出くわした。今さら焼き芋でもなかろうと思いつつ目を移すと......そこに書いてあったのは「うなぎいも」。なんじゃこりゃ??

出店しているのは「うなぎいも協同組合」という団体

出店しているのは「うなぎいも協同組合」という団体

ブースを覗いてみたが、どう見てもおいしそうな普通のサツマイモ。

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店員に尋ねると、

「浜松がウナギの産地なのはご存じですよね? その食品工場や料理店から出る頭や骨をもとに生成した肥料を使っているから、『うなぎいも』なんです」

さすが、やらまいか精神の浜松。ひらめいたことは何でもやっちゃおう感に満ちている。3、4年から商品化されているそうだ。

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筆者が購入したのは「うなぎいものサツマイモミルク」。コスモグリーン庭好という会社が販売していて、価格は1個140円。

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いろんな要素が詰まりすぎた商品名だが、実際に食してみると、餡(あん)の練り込みはほどほどで、サツマイモの味がしっかり残っている。ミルクと洋酒で上品に味付けしている。ただし、うなぎの味は全くしない。

開封する際、表面が少し傷ついてしまった。食べるときは慎重に

開封する際、表面が少し傷ついてしまった。食べるときは慎重に
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ドラフトビールなのに青い...

会場に着いた時間が遅く、撮影には不向きな時間帯に入った。そろそろ帰ろうと東京メトロ霞ヶ関駅に向かう途中、北海道エリアの「蝦夷番屋」で衝撃的な看板を目撃する。

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ビールなのに青い――。地ビールはいろいろ飲んだことがあるが、さすがにブルーは経験ない。こりゃ飲まずに帰るわけにはいかない。

網走からやってきたという女性店員に話を聞くと、クチナシ色素を用いているそうだ。なるほど。
1杯500円。渡されたカップをまじまじと見つめる。普通のビールよりも透明度が高い。 カップの向こうが見えそうなほどだ。

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流氷を仕込み水に用いた発泡酒「流氷どらふと」は、網走ビールが手がけている商品。キレのあるすっきり味。泡がオホーツク海に浮かぶ流氷のようだった。

「桜DRAFT」なる商品もあるようだ

「桜DRAFT」なる商品もあるようだ。花見にはピッタリ!?

滞在時間は1時間もなかったが、密度の濃い時間が過ごせた。園内は桜も咲き始めている。明日も天気がいいらしいので、もう一度訪れてみようと思った。

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日比谷公園から見える帝国ホテル

日比谷公園から見える帝国ホテル

このイベント目当てで来場したかは不明だが、散策する外国人が興味深そう。会場にはサブちゃんこと北島三郎さんの演歌が流れる。外国人旅行者の皆さん、これが日本です。

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