茨城県庁が年収1000万円で人材募集中! 「世界が相手」なその仕事内容とは?
2015.02.02 19:15
役職設置の引き金はあのランキング...
ブランド総合研究所がまとめている「都道府県別魅力度ランキング」で、茨城県が連続して最下位に甘んじているのは周知のとおり。広報監が設置されたのも、同ランキングの順位低迷が影響していた。
「このポストを設けることについて検討したのは2009年ですが、
(1)「都道府県別魅力度ランキング」において、茨城県の順位が低迷していたこと
(2)メロンなどの特産物や、筑波研究学園都市の科学技術など、全国に誇りうるモノはあっても、うまく発信できていないこと(農林水産部や商工労働部などそれぞれの部門が広報活動を個別に展開しており、茨城県として一元化されていないこと)
などの理由から、本県の広報宣伝やイメージアップの司令塔となるポスト(専門家)が必要であるという結論に至りました」(広聴課担当者)
その後発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故により、観光での集客や県産品の販売は大打撃を受け、風評の払拭とイメージアップが大きな課題となったことから、引き続き「広報監」を設置してきたという。
そういえば2013年、県が仕掛けた「なめんなよ いばらき県」は、お役所らしからぬ斬新なPRとして話題を呼んだ。