同僚が結婚のサポーター! 山形が始める「県庁花咲か応援隊」の正体に迫る
2015.01.14 19:11
「あくまでも希望者が対象です」
"婚活・子育て応援オフィス"の創出・拡大を唱える山形県だが、サポート対象はあくまで希望者に限定するという。
「結婚については個人の考えや自由な選択を尊重しなければならないと考えておりますので、サポートが必要かを確認の上で、希望する独身職員のみを対象としております」(県担当者)
独身職員もホッと胸をなでおろしていることだろう。「『婚活』といわれると(結果が求められるようで)気負ってしまう」という声が上がる一方で、「出会いの機会が多くなるのはいいと思う」と歓迎する声はもちろんある。
ところで、県は2014年1月、1対1の出逢い支援サービス「出逢いやまがた」をスタートさせた。2015年1月11日現在、登録者数800名、月約30件のお見合いを実現している。
今回の応援隊は、既存のサービスとサポーター個人の試みをミックスした形になるようだ。
「出会いイベントの企画や実施については、今後、各部局のサポーターの皆さんに実施していただく予定ですが、事務局である子育て推進部としては、取組みの参考になるような企画を早期に実施したいと考えております」
「参加の後押しとしては、『出逢いやまがた』の紹介をはじめ、サポートセンターがHP上で提供している出会いイベント情報等を希望する独身職員へ情報提供していきます。また、サポーターからもイベント参加など声をかけて、出会いの機会への参加を後押しします」(いずれも県担当者)