西宮神社「十日えびす」に合わせ3日間だけの蔵出し新酒発売

限定800本の無濾過生原酒

十日えびすとは、西日本ではメジャーな祭礼で、1月10日および、その前後の9日、11日に行われる。

「開門神事福男選び」で有名な西宮神社の十日えびすは毎年百万人を超える参拝客が福を求めて訪れる全国区のイベント。この西宮神社の南側で酒造りをする辰馬本家酒造は毎年この祭礼に合わせて、新酒を販売している。ちなみに常に完売だという。

品目は、無濾過生原酒『白鹿 六光蔵で一月五日にしぼりました』800本と、『黒松白鹿 もち米四段 本醸造 にごり酒』200本。

無濾過生原酒とは、しぼった後にまったく手を加えない無垢なお酒のこと。日頃は蔵内でしか飲むことのできない鮮度の高いお酒なのだ。

もう一方のにごり酒は、12月21日に汲み上げたもろみをあらごしして、もち米でクリーミーな味わいに仕上げた醸造酒。

どちらのお酒も直売所限定発売で、300ml・1000円。なくなり次第終了とのことだ。