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岡山市の移住サイトで「Uターンしてよかった」と話しているおじさんがよく見たら市長本人だった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.11.30 11:00
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近年元気のいい地方都市の1つが岡山市だ。災害が少なく、中国・四国の県庁所在地へ約2時間40分以内でいける(鉄道経由)。お隣の倉敷市を足した人口は約120万人もあり、2014年12月5日には西日本最大級の商業施設「イオンモール岡山」がオープンする。

都内で開いた移住相談会には多くの人が詰めかけ(参照:「岡山へ本気で移住したい!」けど、気になるアレコレ...給料の相場は?転職のコツは?)、続いて実施した移住計画下見ツアーには定員の約2倍の申込みがあるなど(参照:移住はいいけど、家はあるのか?学校は? 岡山市を「下見」してみよう)、移住先としての人気もますます高まっている。実際に参加した人の70%は首都圏在住者だったという。

さらに情報提供を強化すべく11月27日にオープンしたのが、ウェブサイト「おかやま生活」だ。
移住希望者に対する行政支援の紹介をはじめ、子育て・教育・医療に関する市の施策、大型医療機関の充実ぶり、災害に強い土地柄などをアピールしている。

「おかやま生活」のトップページ
「おかやま生活」のトップページ

移住者に踏み切った方々のインタビューが「テキスト+写真」または「動画」で読めるコーナーもある。「おかやま生活トピックス」に登場する7人のうち6人は首都圏出身。フリーのカメラマンや就農者、料理教室主宰など、現在の職業は多種多様だ。

ほとんどが首都圏からの移住。唯一のUターン者は...

どんなに快適な土地であっても移住には不安がつきまとうものだが、インタビューに応えた方々はハッピーな岡山ライフを満喫している様子。

「感謝でいっぱいの毎日です」
「海が近くて、山が近くて、川があって...周辺の環境がすごく好きです」

良いところだけでなく、不満点も率直に書かれている点はかえって好感が持てる。

「小学生以上は子どもの通院医療費が無料ではないことでしょうか。うちは母子家庭なので医療費がかかっても上限があるのですが、関東地方の自治体では子どもの医療費がかからないところが多いので、同じ感覚でいると急病の際の出費に驚くかも知れません」

唯一のUターン者・大森雅夫さんは現在60歳。家族は妻、娘、息子の4人、移住して1年。経歴を見ると、大学進学を機に上京し、中央省庁勤務を経て市長選出馬――むむむ? よく見ると、現岡山市長じゃないか! 「さん」付けで他の移住者に交じっているので、てっきりシニア世代の一般男性かと思ってしまう。

多少の身内びいきはあるかもしれないが、市長の挙げる「岡山の良いところ」を紹介しよう。

「地震が少なく、体感できる揺れがあっても、トラックが通ったのかと思う程度」
「台風の直撃もほとんどありませんし、冬場は雪に悩まされることもありません」
「魚が安いのは嬉しいですね」
「東京ほど希薄すぎず、地域コミュニティが機能していながらウェットになりすぎないというのも岡山らしいところでしょうか」
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