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米沢牛には手が出ないので、「米沢牛せんべい」で気分だけ味わってみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.10.01 19:08
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日本4大和牛の1つに数えられる米沢牛。生産地は山形県置賜地方で、きめ細かい霜降りと甘味のある脂は市場で高い評価を受けている。最高級の米沢牛となると当然価格も高く、安いオージービーフしか食べない筆者にとっては高嶺の花だ。

米沢牛は様々な形に加工されており、レトルトカレーやパイ、おかず味噌、そしてせんべいなどが売られている。
先日、山形旅行から帰ってきた知人から「米沢牛せんべい」をお土産にもらった。

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鉄板で焼かれている米沢牛がパッケージに掲載されている。食指の動く写真だが、せんべいの要素が見当たらないのがちょっと気になる。

山々から流れ出る雪解け水と
緑豊かな大地に囲まれて育った米沢牛は
西の松阪牛、東の米沢牛と言われるほど
やわらかく、とろけるような旨味が特徴です。

袋の上部に書いてあったテキストを転載させていただいたが――これは牛肉の説明のような気もする。

スナック感覚で味わえるサクサク感

腑に落ちない気持ちを抑えきれないまま紙のパッケージを開封すると、アルミの袋が出てきた。せんべいは透明な袋に入っていることが多いけれども、防湿性を重視したのだろうか。

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アルミの袋を開けると出てきたのは半径17ミリ×厚さ3ミリくらいの菓子。コンソメの匂いが周囲に広がった。

写真でも分かるくらいガーリックパウダーがかかっている。

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実際に食べてみると――舌に伝わるのは乾燥ビーフの味。おお、これが米沢牛......もちろん口の中にあるのはせんべい以外の何物でもないが、パッケージの肉汁したたるような写真、そして先ほどの解説文を読みながら食べていると、結構感じが出てくる。というか普通にうまいぞ、これは。

せんべいのような硬さはなく、どちらかというとスナックに近いサクサク感。歯の弱い人でも問題なさそうだ。

ちなみに原材料には米沢牛そのものに加え、シーズニング、ガーリックパウダーのほか、でん粉や植物油脂、エビ、乾燥玉ねぎ、グラニュー糖、生コーヒー豆から抽出した酸化防止剤などが使われている。

米沢牛「入り」のせんべいがほかにある!?

販売しているのは天童市にある紅花路 K54という会社。......あれ? 米沢と天童は60キロくらい離れているはず。歴史的にも米沢=上杉家、天童=織田家(信長の次男・信雄の血筋)と異なる道を歩んできた。まぁ、あまり細かいことを考えるのはやめよう。

さらにネットで調べてみると、天童市観光情報センターのウェブサイトに異なる型の米沢牛せんべいが紹介されていた。社名は異なるが住所は一緒。

米沢牛煎餅(天童市観光情報センターのウェブサイトより)

米沢牛煎餅(天童市観光情報センターのウェブサイトより)

サイトの説明によると、「乾燥した米沢牛がビーフジャーキーのごとくしっかり入ってました」と書かれている。

見るからにせんべいの形をしていて、上位互換の雰囲気を醸し出している。きっと米沢牛の味がしっかり口の中に広がるに違いない。

お土産でもらった方が米沢牛っぽいパッケージだけれど、できるだけ早いうちにこの商品を入手して再レポートしたいと誓った。

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