須磨海岸で泥酔防止のため「40度以上のお酒」禁止令

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年8月13日放送で「須磨海水浴場のアルコール規制」について取り上げていました。

須磨海岸（shotarveladze0207さん撮影、Flickrより）

兵庫県神戸の須磨海水浴場はこの夏も賑わっていますが、海水浴場にほど近いJR須磨駅周辺のお店に一部の海水浴客が、濡れた水着のままで入店したり、トイレで着替えて床が砂だらけになったりと、お困りのようです。

ほかのお客さんへの迷惑を考えるとお店の方の困惑ぶりはよくわかりますね。

さらに須磨では、今がかき入れ時のはずの海の家ではある規制がかけられることになったそうです。

それは、海の家利用者から泥酔者を発生させないように、アルコール度数が40度を超える酒類の販売を禁止するもの。また、アルコール度数20度以上40度以下の酒類は必ず加水して販売すること、という規制です。

個人の持ち込みについては規制できず・・・

神戸市が踏み切ったアルコール規制ですが、あくまで対象は海の家のみで、個人で持ち込んだアルコールについては規制の対象にはなりません。海の家が規制したところで高いアルコール度数の酒を持ち込む人は持ち込むという意見もあり、難しいところです。

また、今回のアルコール度数40度以上という線引きも、ウォッカやテキーラを海の家に置かないようにするというもの。アルコールには強い弱いの個人差があるので、何杯以上という制限の仕方は難しいとしています。

アルコール度数で規制することで泥酔者が本当に減るのかという点について厳しい意見も多く、まだまだ議論の余地がありそうです。（ライター：ツカダ）