「逗子海岸が規制強化でピンチ」...は本当なの?
自由すぎた逗子海岸が一変
昨年まで逗子海岸の利用規制は比較的緩いものだったが、近年は利用客のマナー悪化が目立っていた。酒を飲んで酔っ払った人たちが大音量を鳴らして騒いだり、ケンカが発生したり――昨年7月には暴力団員が刃物で刺されて亡くなる事件も起きた。
こうした事態を憂慮した市は、日本一厳しいと評されるマナー条例を制定した。
たとえば、飲酒はこれまで「どこでも可能」だったのが海の家のみとなり、これまで条件付きでOKだった砂浜でのバーベキューもNGに。事業者が音楽などを流すことも禁止された。
ミュージシャンのキマグレンが運営するライブハウス「音霊(おとだま)」は同海岸の夏の風物詩だったが、規制強化の流れを受け、今年から会場を鎌倉・由比ガ浜に移している。
海水浴客の数は激減しており、逗子市の集計では前年の2割に満たないという。海の家に閑古鳥が鳴いているのは言うまでもない。
7月18日付の神奈川新聞によると、出店する約40店舗でつくる逗子海岸営業協同組合は、市の条例・規則に反発するものの、海開きから約2週間は市のルールに準拠。今月末まで継続することを決めた。
一方で組合役員らは今後も平井市長と面談し、8月や来夏の規制緩和について申し入れを重ねたい考えだという。
組合員の多くは地元で暮らす人たちだ。自主的にゴミ拾いをしたり、夜間にパトロールを実施したり、利用客にルール遵守を訴えてきた。利用者激減の影響で海の家の経営を心配する声も、地元の人から挙がっている。
【みんなのN】逗子海岸の音楽規制問題。音霊も鎌倉に移転し晴れてる日や週末でも前を通ると本当に静か。人もかなり少なく、地元民としては海の家も心配。皆さんの意見を聞きたいです。
逗子の海の家、お盆前まで時間短縮 音楽禁止も継続 http://t.co/eGOW2La23y
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— kurumi (@kuruminosoup) 2014, 7月 17