「大江戸線を新座市へ」のたすきをかけた、ゾウキリンTシャツ発売

埼玉県新座市のイメージキャラクター「ゾウキリン」のイラストが入った新作Tシャツが、2014年6月30日、市の産業観光協会から発売された。

このTシャツは、都市高速鉄道12号線（都営大江戸線）の新座への延伸を支援するためのデザインで、背中には、「大江戸線を新座市へ」というたすきを掛けたゾウキリンと12号線のイラスト、胸には「TEAM NIIZA」のロゴが入っている。

色はネイビーとマゼンタの2色。価格は1200円。新座市観光プラザで販売されるほか、一部の新座まちなか観光案内所で購入できる。

ゾウキリンのフェイスブック、7月1日には、次のような告知が投稿されている

オイラ、ゾウキリンのＴシャツ販売が開始されたゾウ！
今年は都市高速鉄道12号線延伸促進活動を応援するためのデザインになっているよ！色はネイビーと大江戸線カラーのマゼンタの２色！サイズも160、Ｓ、Ｍ、Ｌがあるゾウ！
市役所本庁舎横の観光プラザで販売しているのでチェックしてみてね♪

長年の夢「地下鉄12号線延伸」の実現は？

都営大江戸線は現在光が丘駅（練馬区）止まりだが、市境に近い大泉学園町（仮称）まで延伸することになっている。本来は2015年までに整備に着手すべき路線でとされていることから、数年のうちに工事が始まる公算大だ。

新座市が望む大江戸線のさらなる延伸は果たしてあるか。2000年の運輸政策審議会答申第18号によると、大泉学園町以西の武蔵野線方面については「今後整備について検討すべき方向（B路線）」に位置付けられている。

7月5日には新座市民会館大ホールで「地下鉄12号線延伸促進大会」が開催される。市は今年を勝負の年と位置付けている。その熱意は国土交通大臣の諮問機関である交通政策審議会に届くだろうか。