名古屋のイオンモールに、なんと「寺」が出店している

名古屋の三大寺院が登場

延べ床面積は約13万2000平方メートルとmozoワンダーシティ（西区）の約半分の広さながら、約200の専門店のうち34店舗が愛知県初出店だ。外資系ファストファッション「FOREVER21」やシンガポールの靴ブランド「チャールズ＆キース」、国内アパレルメーカーの新ブランド「LE JUN」「セシルデイズ」などが集結した。

もう一つの目玉はイオン内に初めて寺のサロンがオープンしたこと。テナントは昭和区八事本町にある真言宗系の寺院「八事山興正寺」（やごとさんこうしょうじ）で、尾張徳川家の祈願寺として繁栄した。名古屋の三大寺院の１つでもある。

サロンの名前は「八事山興正寺港別院　やすらぎ庵」。イオンモール名古屋茶屋1階サービスモールに店を構え、普段お寺で行っている法話、写経、大仏塗り絵体験、座禅体験、永代供養・葬儀相談会を定期的に開催する。

7月10日までのグランドオープンセール期間中は、2代目藩主・徳川光友が寄付した興正寺所蔵の宝物「枝珊瑚珠　えださんごじゅ」が特別に展示される。