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東京の子供たちが「ずら」「もんげー」と方言をしゃべりだしたのは「妖怪」の仕業だった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.06.27 17:45
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「~ずら!」と叫ぶ子供たちが足立区に集結

ところが、2014年6月21日、東京の下町・足立区西新井にいる子供たちが「~ずら!」「~ずら!」と言いながら歩く怪現象が発生した。筆者はたまたまその現場に通りかかり、東海・甲信地方に迷い込んだのかと一瞬錯覚してしまったが、手をつなぐ親は標準語を話している。

そうか、21世紀の子供たちは大正文学を読んでいるのか。あせったずら~......と感心していたがどうも様子が違う。疑問に思った筆者が彼らの後をつけていくと、地域最大級のショッピングモール「アリオ西新井」に到着した。

写真:すべて編集部が撮影

写真:すべて編集部が撮影

入口付近にあった「今日のイベント」に目をやると、そこには「妖怪ウォッチ キャラクターショー 11時~/13時~」の案内が。親子連れはこのイベントを見学するために集まっているようだ。

「妖怪ウォッチ」が子供たちの間で大人気なのは知っていたが、ゲームやアニメ番組に触れたことは一度もない。イベント開始時刻まで15分を切っている。せっかくの機会なのでショーを観覧することにした。

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1階モールゾーンを歩いていくと、その奥にあるセンターコートは親子連れでたくさんの人だかり。立見もかなりいて、今から座るのは不可能。
「まだ~」と不満気な顔をする、こらえ性のない子供もいて、叱る母親の姿がほほえましい。

11時を少し回ったところでショーはスタート。小学5年生の主人公ケータと自称・妖怪執事のウイスパーの声が聞こえ、着ぐるみのケータくんが登場する。続いて現れたのはケータくんのクラスメイト・フミちゃん。彼女の方がちょっとだけ大人っぽい感じだ。

着ぐるみ撮影に熱中
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