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東京の子供たちが「ずら」「もんげー」と方言をしゃべりだしたのは「妖怪」の仕業だった

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.06.27 17:45
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着ぐるみ撮影に熱中

ショーは30分ほど続いた。人間が登場したときは子供たちの反応はイマイチだったが、赤いネコの地縛霊「ジバニャン」、レジェンド妖怪の「ブシニャン」、そして田舎の神社から都会にやってきた設定の「コマさん」が現れると、子供たちの目はキラキラと輝いた。
「~ずら」「もんげー!!」の方言を多用するコマさんは一番人気だ(参考:「妖怪ウォッチ」ブームで岡山弁「もんげー」が今年の流行語に?!)。そうか、子供たちはコマさんに影響されて、ずらずらしゃべっていたのか。

コマさんは透明なハートの持ち主で、それが最大の武器になっている。ブシニャンが悪さをするが、コマさんの心から発せられるキラキラに太刀打ちできない。「純粋な心がまぶしいでござる...」といって改心するシーンはショーの見せ場。大人がハマる理由はこのへんにありそうだ。

ショーの後半は「ようかい体操第一」のダンスタイム。テンポのいいメロディと巧みな歌詞がうまく融合しているのに舌を巻く。こりゃ子供たちが一斉に踊り出すわけだ。

【妖怪ウォッチ】ようかい体操第一(YouTubeより)

ショーが終わった後は撮影タイムへ移行。子供たちより大人の方が熱心で、その様子が写真にありありと写っている。

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もっとも、全ての子供たちが夢中になっていたわけではなく、ショーが始まって早々に顔をそむけたり、帰りたがったりしている子もいた。キャラたちの着ぐるみは精巧だったが、映像の世界ほど機敏な動きができるわけではない。子供心に「なんか違う...」と感じたのだろうか。

もう一つは、コマさんの双子の弟・コマじろうが現れなかったことだ。アニメで描かれる兄弟のやり取りに癒される人は多いと聞く。会場から「コマじろうはどこ~?」とつぶやく子供をあちこちで見かけた。

妖怪ウォッチのキャラクターショーが始まったのは最近と聞く。今度ショーを観覧するときは、新たな妖怪に会ってみたい。

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