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「バーリバリ」と叫びながら姫路を闊歩した「徒歩暴走族」、あえなく絶滅していた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.06.20 19:13
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条例施行で近年は姿見せず

「徒歩暴走族」は特攻服など派手な暴走族ファッションに身を包み、バイクに乗らずに「徒歩」のまま迷惑行為をはたらく若者のことだ。大声であげながら歩き回り、グループ同士や警察部隊と小競り合いを起こすなど、祭り会場周辺で迷惑行為を繰り返してきた。

訓練の話題が報じられると、多くの人が「徒歩暴走族」なる奇妙な集団に注目した。その詳細を知ろうと、編集部が姫路市役所に取材したところ、意外な答えが返ってきた。近年は、姫路ではすでに「徒歩暴走族」の姿を見ることはないというのだ。

姫路市は2008年、特攻服などの刺しゅう服を着て2人以上で大声を発するなど、周りに不安を覚えさせる行為を禁止し、中止命令できる条例を施行した。

その効果もあってか、訓練を行った市危機管理室の担当者は「特攻服姿の若者は見られなくなり、条例施行後は逮捕者も出ていません。訓練はあくまで万が一を想定したもの」と話す。

それでも以前の暴れっぷりは相当なものだったようで、集まるグループも1つや2つではなく、「期待族」と呼ばれる暴走行為を見物する野次馬も合わさり、過去には姫路駅前を埋め尽くすほどだったらしい。

「バーリバリ」と叫んでいたのも実は一部
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