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「バーリバリ」と叫びながら姫路を闊歩した「徒歩暴走族」、あえなく絶滅していた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.06.20 19:13
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「バーリバリ」と叫んでいたのも実は一部

そもそも徒歩暴走族はどのようにして生まれたのか。一説によると、北海道の暴走族が積雪でバイクや車に乗ることができない冬場に始めたという。だが、積雪の影響を受けない姫路市はこれに当てはまらない。

これについて、市の担当者は「バイクや車で出ると道路交通法で取り締まられるため、その回避策として単車を置き、徒歩や電車でやってくるようになりました」と説明する。

なお、北海道、姫路の他には、広島でも「生息」が確認されているほか、青森のねぶた祭りに出没する「カラス族」も徒歩暴走族と認識されている。

ちなみに、インターネット上では「徒歩暴走族はバイクのエンジン音を大声で叫ぶ」という話が注目を集め、以前から一部では知られる存在だった。そこで、この点についても前出の姫路市の担当者に聞いてみたところ、「確かにそうした擬音を発していたという話があり、合同訓練でも徒歩暴走族にふんした職員が『バーリバリ』などと叫ぶようにしています」ということだった。

しかし、その後には「擬音を叫んでいたのは一部。集団で合唱のように『バーリバリ』と叫ぶといったことはないです」と付け加えた。ネット上のイメージはどうやら少し大きくなってしまったものだったらしい。

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