阪神電車が「鉄道以外」の事業で意外な躍進中
2014.06.15 06:31
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年6月5日放送で「時間管理システム ミマモルメ」について取り上げていました。
小さなお子さんをお持ちのお母さんは、子供の安全を常に案じているもの。
そんなところに目を付け、阪神電鉄が2011年4月からサービスを始め、躍進している仕事があります。
それは「登下校時間管理システム 登下校ミマモルメ」というシステムです。
名刺より小さなサイズのICタグを子供のランドセルに入れておくだけで、登下校時に校門を通過すると設置されたアンテナなどの設備でICタグを読み取り、あらかじめ登録したメールアドレス宛にメールを配信してくれるサービスです。
誤作動も少なく、登下校の時間を瞬時に知ることができるので、保護者にとって大変人気のサービスになっています。
「投降園ミマモルメ」好評の理由は
さらに阪神電鉄は「登下校ミマモルメ」を発展させて、認定こども園・保育園・幼稚園向けのサービスを全国展開することに。
その名も「投降園ミマモルメ」です。
実はこのサービスは保護者向けのサービスではなく、園児の出欠管理や延長保育時間の集計や請求書の自動発行に役立てるための、言わば園向けのサービスです。
このサービスを導入することで、公平な延長保育の時間管理や園の事務作業負担の軽減が期待されます。
阪神電鉄が手がけるこのICカードを使った時間管理サービスは、今後は塾の入室・退室管理やスイミングスクールの送迎バスの乗降時間管理などにも順次導入予定とのことで、未来につながる新事業と言えますね。(ライター:ツカダ)