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コンビニがない八丈島で、Edyだけは何故かあちこちで使える理由

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.05.31 06:25
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地域通貨としても期待

八丈島がEdyを積極的に導入し始めたのは、2012年のことだ。地元商工会と観光協会、そして楽天側が共同して、一挙に利用店舗数を拡大した。

いったいなぜか。八丈島から本州への足は、フェリーを別にすればANAが運航する羽田空港便だ。当然、住民、また島を訪れる人は、ほぼイコールANA利用者といえる。自然と貯まっていく「マイル」。そしてANAはEdyと提携しており、マイルはEdyと交換可能――ここまで来ればわかるだろう。八丈島の住民たちとEdyは、非常に「相性がいい」間柄なのだ。同様の試みは、同じく飛行機利用率が高い沖縄でもすでに行われている。

ある住民は、こう語る。

「仕事なんかで行き来してると、気が付いたら結構マイルが貯まってるんですよ。それをEdyに替えて、ちょっとした買い物をしたり......」

地元などでは、Edyを一種の「地域通貨」として機能させ、地域振興を図りたいとの狙いもある。常春の島に、「シャリーン♪」の音はこれからも響き続けるのか。

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