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鳥取二十世紀梨館の「ナッシー」、先輩なのにふなっしーのパクリ扱いされる悲劇

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.05.14 18:13
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鳥取県の首位奪還の可能性は?

なぜ鳥取県が梨の生産量で千葉や茨城、栃木といった関東勢の後塵を拝するようになったのか。20世紀中は鳥取&二十世紀梨の天下だったが、「幸水」や「豊水」などの後発種に消費者の人気が移ったからだ。栽培が比較的難しく収穫時期がやや遅いという欠点も影響している。

さらにいえば、二十世紀梨のルーツは千葉県松戸市。1888年、13歳の少年が親類宅のゴミ捨て場に生えていた苗木を見つけ育てたところ、成熟した果実が美味だったため全国に広まり、1904年に鳥取へ伝わって栽培されるようになった――という歴史がある。

梨の生産量では順位を後退させたが、消費量で鳥取(市)は今なお全国ダントツの1位を保っている(総務省の家計調査調べ)。

ここはひとつナッシーに頑張ってもらい、ふなっしーの先輩であることをアピールすることで知名度が高まれば、二十世紀梨の人気が再浮上するかもしれない。

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