渦中の理研ですが...巨大施設「SPring-8」はやっぱりすごかった!
2014.05.10 06:01
わたしたちに身近なものにもSPring-8の技術が
この顕微鏡は2010年に小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った、小惑星イトカワの微粒子を分析するのに使用されました。
今回の一般公開では、イトカワの微粒子の分析結果を模型を使って来場者に紹介するコーナーもありました。
また、SPring-8の技術は、江崎グリコの初期虫歯対策ガム「POs-Ca(ポスカ)」や、ダンロップの長持ちする低燃費タイヤ「エナセーブ」などの分析に使われるなど、すでにわたしたちに身近なモノにも利用されています。
屋外にはSPring-8のグッズを売るブースもあり、せんべいやメジャー、Tシャツなどが売られていて、お客さんたちで賑わっていました。
この"世界一"で、これからもビジネスにつながる産業に結びつける研究を行っていくとのことで、これからどんな新しいモノができてわたしたちの生活を変えていくか、とっても楽しみですね。(ライター:ツカダ)