「毎月20日は魚を食べよう!」香美町で条例成立、しかし町民は「肉」
2014.05.03 06:31
[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2014年4月22日放送で「魚(とと)の日条例」について取り上げていました。
兵庫県の日本海に面した漁業の町、香美町で新しい条例が決まりました。
その条例とは、「魚食への関心と理解を深めるために魚食普及月間や魚の日をもうける」というもので、毎月20日は"魚(とと)"の語呂合わせで魚(とと)の日と定められました。
実は漁業の町である香美町でも、魚の消費量はどんどん減っているのが現状なのです。
ちなみにこの"魚(とと)の日条例"、条例とはいっても罰則などはありません。
はじめての魚の日、まだまだ魚派より肉派が優勢
魚の日条例が制定されてはじめての魚の日、4月20日を迎えた香美町では、魚市場では魚の日を記念して活気に溢れ、道路には魚の日をアピールするのぼりが立てられました。
ですが、町のスーパーでは魚ではなくお肉に手が伸びるお客さんが多く、さらには魚の日を知らないお客さんもちらほら。
"低迷する漁業と魚の消費に一石を投じよう!"と制定された魚の日条例。
ですが、町のみなさんに浸透するにはまだまだ時間がかかりそうですね。(ライター:ツカダ)