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世界一の「クラゲ水族館」、山形・加茂水族館がテレビ登場で話題沸騰 「癒されたい...!」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.03.27 17:52
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日本には約120もの水族館がある。沖縄美ら海水族館や大阪の海遊館は世界でも有数の規模を誇る一方で、山形県鶴岡市立加茂水族館は、老朽・弱小・貧乏の3拍子が揃った小さな水族館。一時は完全閉館の危機に瀕していたが、2012年には来場者数が過去最高の27万人を超えた。

水族館が奇跡の復活を遂げることができたのは、水中を浮遊する「クラゲ」を展示の中心に据え、それが話題を呼んだおかげだ。現在、世界一のクラゲ水族館としてギネスにも認定されている。

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2013年11月末に旧館を閉じ、隣接する駐車場跡地に建設中の新館が2014年6月1日にグランドオープンする。

クラゲの引っ越しはボランティアの手で

日本テレビ系朝の情報番組「スッキリ!」は、2013年7月と2014年3月27日に加茂水族館を取り上げている。3月の放送では、旧館から新館へミズクラゲを移送する様子を伝えていた。

ミズクラゲは新館の目玉である直径5メートルの「クラゲシアター」で飼われる。その数なんと約1万匹。スタッフだけでは人手が足りず、一般の人がボランティアとなって作業を手伝った。

見かけによらずクラゲはデリケートな生物で、傘となっている部分に空気が入ると死んでしまう。細心の注意を払いつつバケツに水クラゲを入れ、新館の水槽へ移す。3日かけて作業は無事完了した。ツイッターにはボランティアに参加した人のつぶやきが画像とともに投稿されている。

テレビで水面にきらめき、ゆっくりと舞うクラゲの姿が映し出された。その映像に魅了された視聴者が、ツイッターに次のようなコメントを投稿している。

ツイッターでは一時「加茂水族館」などのキーワードがトレンド入りするほどの反響だった。

加茂水族館は魚や海にいる哺乳類も飼育している。新館では「クラネタリウム」をはじめ、クラゲのほか、マダイやマダコといった海水魚や、コイ、ナマズ、金魚などの淡水魚、アシカ、アザラシなども見られそうだ。

さらに今年の夏には、当地を舞台にした映画「くらげとあの娘」の公開も予定されている。加茂水族館は2014年も話題を振りまきそうだ。

庄内キネマ製作委員会のウェブサイトより
庄内キネマ製作委員会のウェブサイトより
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