東北一「過酷な祭り」角田市・裸参りの異常なテンション
2014.01.28 08:42
[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2014年1月17日放送の「大場クン、これやって」のコーナーで、今回「大場クン」こと大場カズキ記者が角田市のどんと祭裸参りに参加しました。
東北で1番過酷と言われているこの祭りは、今年で27回目。市内を中心に県内各地から13団体が参加しました。
「やーほいほい」で邪気を払う
毎年1月14日に開催されるこのお祭りは、ふんどしとさらしのみで角田市内の神社を巡り無病息災と家内安全を祈願します。
しめ縄を棒状にして鈴をつけた『追い棒』を持ち「やーほいほい」の掛け声とともに歩きます。『追い棒』は、昔酒屋がネズミを追い払う際に使われていたものからきていて、地面をたたき邪気を払う意味があるそうです。
参加した80人は、気温マイナス0.5度の中、震えながら異様なテンションで市内を練り歩いていました。
裸参りには市内を数か所巡るコースと、その後斗蔵山のお寺まで登るコースがあり、大場クンは過酷な斗蔵山を登るコースへ。片道450mの急坂を登り2時間半の裸参りを無事祈願終了。
「寒さは邪気を払う。ご利益がありますよ」と笑顔で住職に労われていました。(ライター:Jessy)