北海道の「食」に中国熱視線 人気は...ポテトチップス!?
2014.01.23 13:30
中国人「日本のポテトチップスを子供に食べさせたい」
ポテトチップスへの関心が高かったことは、北海道ブランディングにとっても予想外だったそうだ。菓子類については、中国からの問い合わせが多い傾向にある。
「自分たちは中国製のものを食べるが、子供には安心・安全の日本製を食べさせていると話すバイヤーが多いです。また、その中でも北海道に観光に来て、北海道のおいしさを知っている方が多いように感じます」
1位から10位にランクインした食品の中では、モッツァレラチーズ、ホタテが急上昇している。
またアジア以外の地域からも問い合わせは増えており、北米のバイヤーはミネラルウォーターやスイーツ、ラーメンに関心を寄せている。和食・寿司ブームが起きているヨーロッパからは、抹茶、海苔、こんにゃく、白滝の問い合わせが多いそうだ。パスタのかわりに白滝などを代用してヘルシー食として提供しているというから驚きだ。
ドバイ、カタールなど中近東からの問い合わせも増加傾向にあり、「北海道の外郭団体とともにハラル認証取得の鶏肉、牛肉などの輸出プロジェクトを進行させている」と担当者は話している。