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香川県警がYouTubeで「お仕事」公開した理由

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.01.21 17:45
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香川県警察は2014年1月16日、警察官の仕事を紹介する動画をYouTubeで公開した。就職活動をする学生向けに作成した15分程度のDVDを、分割・編集してアップしている。四国4県では初の試みだ。

「交通取り締まり、皆さん嫌がると思うけど...」

動画は4本あり、長さはそれぞれ3分から5分程度にまとめられている。1本目の「指令#1」は、警察学校で寮生活を送りながら警察官としての基礎を習得する学生たちの姿が映し出される。

「指令#2」は新人が多く配属される交番勤務、「指令#3」は、生活安全、刑事、警備、交通など各部門で働く警察官が登場する。企業の総務部に相当する「警察行政」という部門で働く職員は「指令#4」で紹介されている。

高松駅(shinji_wさん撮影)
Takamatsu Sta.

登場するのはすべて現役の警察官だ。マイクを向けられると、市民の生活安全を守るという使命と仕事のやりがいを異口同音に強調する。

3本目に登場する白バイ隊員は「交通取り締まりはだいたい皆さん嫌がられると思うんですけど、話の中で『ありがとう』とか『気を付けるよ』と言っていただいたときに、やりがいは感じることができます」と話す。交通は警察に対する市民の苦情が最も多い部門といわれており、取り締まる側の苦労も感じ取れる。

香川県警、申込者数減に危機感も!?

動画を公開した目的は、多岐にわたる警察官の業務を分かりやすく紹介することで、採用試験の受験者数を増やすのが目的だ。

香川県警の申込者数は年々減少傾向にあり、2003年度は1310人だったところ2013年度は889人に減少している(術科指導採用を除く)。受験者数に対する合格者数の倍率は約6.3倍だが、県警の担当者は「質の高い人材を確保するため、5倍はキープしたい。そのためにも応募者の分母を増やせれば」と話す。

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