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北九州市が「ゆるキャラで脱・引きこもり」 マツコも「すごい効果が...」

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2014.01.16 08:00
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福岡・北九州市などが、不登校や引きこもりの若者をゆるキャラの「中の人」にすることで、社会参加を支援する取り組みを行っている。

情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX系、平日17時~)の注目記事を紹介コーナー「夕刊ベスト8」で2014年1月13日、西日本新聞の記事を元にこれを取り上げた。

この「ゆるキャラプロジェクト」は、福岡・北九州市と子ども若者応援センター、特定非営利活動法人「KID's work」の協働事業だ。若者は、動きのトレーニングを受けた後、着ぐるみをきて様々な人とかかわる時間をもつ。その中で社会参加に必要なコミュニケーションの基本を身につける。まずは着ぐるみをきた状態でワンクッション置いて人に接した方が、精神的な負担や不安もはるかに軽くなると記事は伝えている。

ゆるキャラプロジェクトの活動風景(KID's workのfacebookページより)
ゆるキャラプロジェクトの活動風景(KID's workのfacebookページより)

元・引きこもりのマツコがしみじみ発言

月曜日のコメンテイター、マツコ・デラックスは、この取り組みについて「ちょっと改善がみられる子に対しては、すごい効果があると思う」と褒めた。また、改善がみられない、つまり周囲との交流を完全に断絶している人に対しては、

「それ以前の子は古臭いけど文通とかね...直接会うことはないんだけれど、感情を吐露することができる方法とかがいいのかなって思う」

と話した。

「女性セブン」などによると、マツコは20代後半のころ千葉の実家で2年ほど引きこもり生活を送っていたという。そんな過去をもつマツコだからこそ、着ぐるみを使ったコミュニケーション訓練にビビッときたに違いない。

「ふなっしーは大変だからな!」

MCのふかわりょうは、インターネット経由で社会と関わりを持つことも可能ではないかと話を振った。するとマツコは次のように返した。

「家でもできる仕事はいっぱいあるけれど、そのトレーニングをするときに、まったく誰とも交流せずに何かを成し遂げて、手に職をつけるっていうのは、よっぽど限られたものじゃない」

一同がこの取り組みは面白いと口々に話し、もう一人のコメンテイター若林史江も、うまくいけば「ふなっしー」みたいに着ぐるみの仕事がそのままできるかもと発言した。マツコの優しい表情は一瞬にして険しくなり、すかさず噛みついた。

「ふなっしーはそんな簡単にできないぞ、あれは大変だからな!」
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