七福神や出世すごろくも 「お正月」がテーマの河鍋暁斎展
2014.01.16 07:00
[ゴゴたま‐テレビ埼玉] 2014年1月8日の放送では、埼玉県蕨市南町の「河鍋暁斎記念美術館」で開催されている企画展「福尽くし~福神図と遊び絵の世界~展」を紹介していました。
河鍋暁斎は幕末から明治にかけて活躍した絵師で、今回の企画展のテーマはこの季節らしく「お正月」です。力強く描かれた「暴れ馬図」をはじめとした馬の絵や、年の初めにふさわしい七福神など約40点が展示されています。
現代で言う「人生ゲーム」のような「出世すごろく」もありました。右半分は「出世コース」、左半分は大酒・朝寝といった「堕落した生活」が描かれています。河鍋暁斎の作風は色使いや絵のタッチも面白く、親しみが沸きます。
ゲームに買ったら賞金がもらえ、負けたら顔に墨を塗られるなどの罰ゲームがある遊びなど、先駆者な作品にも出会えます。(ライター:yt-united)