広島の新しい書店のかたち!? 店内で「ご当地ラーメンフェア」
2014.01.06 11:52
[テレビ派‐広島テレビ]2013年12月19日放送で、広島県内で試みられている「書店の新しいかたち」が紹介されました。
廣文館・金座街本店で前週から始まったのが「ご当地ラーメンフェア」。全国各地から集めたおそよ200種類のラーメンが書店の一角に並びます。
店内に入り一番奥の本棚にあるのは、本ではなくインスタントラーメン。ラーメンにまつわる本や各地のガイドブックを近くに並べ、相乗効果を狙います。
店内の客に感想を尋ねると、「びっくりした。本が普通にあると思っていた」と驚いた様子。インターネットでの本の販売が拡大する中、いま書店は集客のため様々な戦略を練っています。
駐車場を使ったレンタカーも
2013年6月には県内で初めて「書店の駐車場を利用したレンタカー」もお目見えしました。「フタバ図書」(GIGA)では、店に足を運べば本が買えるのはもちろん、車も借りられます。書店の新しい形です。
廣文館の営業部長、庭月野幸一さんは「本と融合する商材を探し求めて、お客に楽しんでもらう売り場を継続して作りたい」と意気込みを語ります。
次はご当地レトルトカレーを検討しているということで、ラーメンフェアは1月13日までの期間限定です。奇抜なアイディアを振りまく書店の集客作戦から目が離せません。(ライター:広島っ子)