「舞鶴でもカニは獲れるぞ!」 市がブランド化にテコ入れ
2013.12.10 16:27
有名ブランドに挟まれて
ズワイガニは水揚げされる地域によって、鳥取・兵庫では「松葉ガニ」、兵庫北部の津居山港では「津居山ガニ」、京都・丹後町の間人漁港では「間人(たいざ)ガニ」、福井では「越前ガニ」と呼ばれ、各地でブランド化されています。
このブランド化されたカニに挟まれた土地のせいで、舞鶴のカニは、かつては関西で一番安いと言われていたほどです。
そこで舞鶴市では、舞鶴漁港で水揚げされたズワイガニを「舞鶴かに」という名のブランドで知名度アップを図り、お隣の「間人ガニ」に追いつきたいと盛り上がっています。
まずは昨年「舞鶴かに」を商標登録。「舞鶴かにMAP」を作り、気軽に舞鶴かにを楽しめるよう、28店舗のお店や旅館を紹介しています。
大阪から車で2時間弱と、京阪神からのアクセスがしやすいこともあり、カニの魅力で観光客を呼び込もうと町おこしに取り組んでいます。(ライター:ツカダ)